きっかけ|「贈り物としていただいて」

「香川県に住んでいる長女が、お盆の帰省土産にと持ってきてくれたのが最初の出会いです。『お母さん、香川で作っている新しい発酵あんこがあるのよ』と。長女は健康志向で、私の年齢を気遣ってくれてのことだったと思います」

「正直、最初は『年寄りに健康食品を勧めてくる娘』という気持ちもあったのですが、ふたを開けてみると、深い小豆色の本格的なあんこ。試しに口に運んでみると、これは美味しい」

変化|「夫婦の朝のお茶の時間に」

「夫が緑茶好きなので、朝のお茶のお供として、二人で少しずつ食べる習慣ができました。砂糖を控えなくちゃいけない時期に、夫の楽しみが増えたのを見ると、『これは続けよう』と思います」

「私は陶芸をしているので、器との相性も嬉しい発見でした。白い小皿に少量盛り付けると、本当にきれいなんです。インスタグラムを娘に教えてもらって投稿したら、若い陶芸仲間からも問い合わせが来て」

「73歳で新しい食材を生活に取り入れることになるとは思いませんでした。香川県の物語、希少糖の歴史、北海道産の素材── そういうストーリーを夫婦で話しながら食べるのも、良い時間です」


体験談9|貴子さん(73歳・女性/陶芸家、夫と2人暮らし)

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